スキャロップド加工!ギターのネックを取り外して大雑把に削ってみた! - akitのギター部屋

スキャロップド加工!ギターのネックを取り外して大雑把に削ってみた!

スキャロップド加工!ギターのネックを取り外して大雑把に削ってみた!


スキャロップド加工始めました!


スキャロップド加工1
激安エレキギターの
プレイテックST250をスキャロップド加工するために
まず、弦を取り外しました。

スキャロップド加工2

ネックもプラスドライバーで4本ネジを回して
ボディから外しました。

プレイテックST250のネックの
ノーマル状態の最後の写真です。

ネックを良く見たら、
フレットが結構傷んでるなと思いました。

弦が当たった傷、微妙なサビ、
ビブラート、チョーキングなどによって
削れたフレット。

これから、このネックは生まれ変わります。

スキャロップド加工の道具の準備
道具はこれらです。


最初のひと削り!

スキャロップド加工3

最終フレットの指板から削り始めてみました。

ここはフレット間の幅が狭いので、
細くて丸い金属ヤスリで、削り始めました。


15年以上ぶりで
久しぶりのスキャロップド加工の作業ですが、
木を削るのが気持ち良いです。

スキャロップド加工4

スキャロップド加工5
そこからは、1フレットから22フレットまでの
フレット間の指板を彫刻刀で大雑把に削っていきました。

小さい丸型の彫刻刀です。

ポジションマークは、
彫刻刀では削れないので、
ポジションマークだけ残して木を削っていく感じです。

指板の塗装面と木を薄く削っていきました。


彫刻刀である程度全体的に削ったら、
今度は、金属ヤスリの半月形のを使って、

スキャロップド加工6
指板の1弦側と6弦側をどのぐらいの深さにするか
考えながら削っていきました。

22フレットから1フレットを
行ったり来たりしながら、
バランスを見ながら削っていきました。

その後、両端を削ってるということで、
指板の真中部分が盛り上がってる状態なので、

スキャロップド加工7
ポジションマークも削りながら、
できる限りフラットな状態になるように、
金属ヤスリの端っこを利用して削っていきました。


それにしても腰が痛い!

指先が痛い!震える!肩がこる!

横になったり伸びたり
いろいろ体勢を変えながら作業を進めていきました。

スキャロップド加工8
22フレットから1フレットを
行ったり来たりしながら削ってたら、
だいぶ整ってきました。

スキャロップド加工9
スキャロップド加工の深さは、
1mm程度です。

6弦側は浅めで、1弦側は深めという感じで、
1弦側が1mmという感じです。


前にエレキギターの
YAMAHA RGX821DMRをスキャロップド加工した時に
削りが深すぎたかなと思ったので、
今回は、1mm程度にしてみました。

スキャロップド加工10
次は、細くて丸い棒に
くっつく紙やすりを巻きつけて、
フレット間の指板をならしていきました。

320番の貼り付けられる紙やすりです。


22フレットから1フレットまでを
行ったり来たりです。

ここまでの作業で、ネックを外してから
5時間ぐらいだったと思います。


写真を見てもらえば分かると思いますが、
だいぶ形状が整ってきてると思います。

意外と速く作業が進んでいます。


前の経験があるので

予想では、スキャロップド加工は1週間ぐらい掛かるかなと
思ってたんですが、

この調子だと
あと2日もあれば完成する感じがあります。


今日の作業はここまで。
(9月12日の作業ということです。)


この後、更に紙やすりでフレット間をならして、
スチールウールで、フレットを磨きつつ、
フレット間も磨いていく作業になります。

3日後には、弦を張って、
ネックの反り具合の微調整とかもして
プレイテックST250スキャロップド改を弾ける状態に
なってると思います。

どんな弾きごこち、どんな音になるのか
楽しみです。


スキャロップド加工!ギターのネックを取り外して大雑把に削ってみた!
でした。

関連する次の記事

>>ギターのスキャロップド加工 自作!2日で一応完成!

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